◇与党の丁前首相 大統領選予備選から撤退

 来年3月に実施される大統領選の与党「共に民主党」の公認候補を決める予備選に出馬している丁世均(チョン・セギュン)前首相が13日、予備選から撤退する意向を明らかにした。丁氏は会見で、撤退は同じ全羅道を支持基盤とする党前代表で元首相の李洛淵(イ・ナギョン)氏に配慮したためかとの問いに「私の決定は民主党と韓国のためのもの」と述べるにとどめた。丁氏は京畿道知事の李在明(イ・ジェミョン)氏、李洛淵氏と並ぶ同党「ビッグ3」とされたが、地域別投票で得票率が10%に届かず、一般有権者ら計64万人による1回目の一般投票では李在明氏、李洛淵氏、秋美愛(チュ・ミエ)前法務部長官に次ぐ4位にとどまった。

◇次期大統領候補の支持率 洪準杓氏と李洛淵氏が浮上

 韓国社会世論研究所が13日発表した調査結果によると、次期大統領にふさわしい人物を問う調査で、与党「共に民主党」所属で京畿道知事の李在明氏が前週より0.2ポイント下落した27.8%、保守系最大野党「国民の力」所属の前検事総長、尹錫悦(ユン・ソギョル)氏は前週と同じ26.4%の支持を得た。次いで前回大統領選(2017年)で2位だった国民の力の洪準杓(ホン・ジュンピョ)国会議員が2.8ポイント上がった16.4%となった。洪氏は6週連続の上昇。共に民主党前代表の李洛淵元首相は4.6ポイント上昇した16.3%で4位だった。

◇30代男性がファイザー製ワクチン接種後に死亡 基礎疾患なし

 南西部・光州市で12日、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた30代の男性が死亡し、保健当局が調査に乗り出した。この男性は先月30日に1回目の接種を受けた後体調不良を訴え、急性心筋梗塞と診断されて治療を受けていたが、回復することなく亡くなった。基礎疾患はなかったという。保健当局はワクチン接種と死亡との因果関係を調べている。

◇徴用被害者遺族が控訴 「時効で請求権消滅」を不服

 日本による植民地時代だった戦時中に強制徴用された韓国人被害者の遺族4人が日本製鉄(旧新日鉄住金)に損害賠償を求めた訴訟で、原告側が時効により損害賠償を請求できる権利が消滅したとする一審判決を不服として控訴したことが13日、法曹関係者の話で分かった。ソウル中央地裁は今月8日、遺族が2019年4月に2億ウォン(約1900万円)の賠償を求めて起こした訴訟について、損害賠償を請求できる権利が消滅したと判断し、原告の訴えを退けた。