【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は15日、韓国が独自開発した潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の潜水艦からの発射実験に初めて成功したことに関連し、「ミサイル戦力の増強こそ北の挑発に対する確実な抑止力」と述べた。青瓦台(大統領府)の報道官が伝えた。

 この日、文大統領は国防科学研究所(ADD)の総合試験場で実施されたSLBM発射実験に立ち会った。同日、北朝鮮が朝鮮半島東側の東海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射し、緊張が高まる中での発言だったため注目を集めている。

 文大統領はSLBMの発射実験は北朝鮮の挑発に対応するためのものではなく、韓国独自のミサイル戦力増強計画に基づき前もって予定されていたものだと前置きしつつも「(実験の成功は)北の挑発にいつでも対応できる十分な抑止力を保有していることを証明した」と強調した。

 そのうえで、今後も北朝鮮の非対称戦力を圧倒できる多様なミサイル戦力を引き続き増強し、強力な防衛力を備えるよう指示した。

 韓国のこの日、世界で7番目となるSLBMの潜水艦発射実験に成功した。SLBMは潜水艦で隠密に運用できるため戦略的価値が高い兵器で開発が難しく、現在は米国、ロシア、中国、英国、フランス、インドの6カ国のみが運用している。