◇北朝鮮「終戦宣言は時期尚早」 文大統領の提案に冷や水

 北朝鮮のリ・テソン外務次官は24日、朝鮮中央通信を通じて発表した談話で韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が先の国連総会演説で提案した朝鮮戦争の終戦宣言について、時期尚早との立場を示した。リ氏は談話で終戦を遮る最大の障害物は米国の北朝鮮敵視政策だと指摘した上で、朝鮮半島情勢が一触即発の状態に近づく中、紙切れにすぎない終戦宣言が敵視政策の撤回へとつながるかどうかは分からないと不信感をあらわにした。今回のリ氏の談話は文大統領の終戦宣言提案に冷や水を浴びせる形となった。

◇文大統領 ワクチン確保「もう心配する段階ではない」

 文在寅大統領は23日、米訪問を終えて帰国する機内で行った記者会見で、新型コロナウイルスワクチンの供給に関して「ワクチンを十分に確保できるかどうかという部分は、もう心配する段階を過ぎたようだ」とし、来月ごろには韓国がワクチン接種率で世界をリードする国になると信じていると述べた。また、来月中に100万回分以上の新型コロナワクチンをベトナムに提供することについては、国内でのワクチン供給に余裕ができたためだと強調した。

◇卸売物価が10カ月連続上昇 農産物など中心に

 8月は農産物や工業製品を中心に卸売物価が上昇した。韓国銀行(中央銀行)によると、8月の卸売物価指数(2015年を100とする)は110.72で、前月比0.4%上昇した。上昇は昨年11月から10カ月連続。前年同月比では、新型コロナウイルスの影響による反動で上昇率は7.3%に上った。品目別では前月比でホウレンソウが86.2%、ハクサイが47.2%、牛肉が4.7%、豚肉が2.9%それぞれ上昇した。