【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党副部長が24日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が国連総会演説で朝鮮戦争の終戦宣言を提案したことについて比較的前向きな見解を示す談話を出したことを巡り、韓国青瓦台(大統領府)の朴洙賢(パク・スヒョン)国民疎通首席秘書官はテレビ番組に出演し、「非常に意味があり、重みのあるものとして受け止めている」と述べた。

 北朝鮮のリ・テソン外務次官が同日午前、終戦宣言を「時期尚早」とする談話を発表してからわずか約7時間後に金与正氏が談話で「興味深い提案であり良い発想」と評価したことに関しては、「二つの談話に隔たりがあるようには見えない」と分析。「リ次官は時期尚早としたが、『米国が敵視政策を撤回すれば』という条件をつけた」とし、「条件を満たすために協議と対話が必要ではないか。つまり、対話の扉は開かれているというメッセージを送ったのだと思う」との認識を示した。

 また、リ氏は米国に対し、金与正氏は韓国の役割についてメッセージを発したとして、「『(韓国が)役割を果たしてほしい』というメッセージと受け止められる」と述べた。

 来年までの文大統領の任期内の終戦宣言が可能かどうかに関しては、「きっかけさえあれば十分可能」とし、「敵視政策の撤回を求める北の要求に米国が応じ、北が受け入れて対話が行われれば急速に進展できる」と答えた。

 来年の北京冬季五輪をきっかけに南北関係が進展する可能性については、「中国が五輪の成功のため、朝鮮半島問題を解決する上で役割を果たすのではないかという期待がある」とし、五輪に合わせた南北首脳会談について「あらゆる可能性は開かれている」と述べた。