【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の李種珠(イ・ジョンジュ)報道官は27日の定例会見で、北朝鮮が金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党副部長の談話を通じて南北関係の改善に言及する一方、南北の通信回線を用いた定時連絡に応じていないことについて、「朝鮮半島の非核化と平和定着、南北関係の発展のためには安定的な意思疎通が行われることが何より重要だ」として、「優先的に南北通信連絡線を早期復旧しなければならない」と述べた。

 北朝鮮は韓米合同軍事演習の事前演習が始まった8月10日以降、韓国からの連絡に応じていない。

 李氏は連絡が再開される場合、優先的に協議する議題に関して、南北首脳が署名した2018年4月の板門店宣言と同9月の平壌共同宣言などで合意した事項や新型コロナウイルス対応で協力が必要な問題など、さまざまな議題が山積しているとし、「北の態度や重要度、緊急性などを考慮し、議題の優先順位や協議の方向性などを検討している」と明らかにした。

 北朝鮮が昨年6月、開城にあった南北共同連絡事務所を爆破したことへの謝罪が優先との指摘については、「対話が再開されれば発展的かつ賢明な解決策を模索できる」と述べた。