【ソウル聯合ニュース】韓国世論調査会社のアールエヌサーチが29日に発表した調査結果によると、来年3月の次期大統領選への出馬を表明した候補のうち、革新系与党「共に民主党」所属で京畿道知事の李在明(イ・ジェミョン)氏と同党前代表の李洛淵(イ・ナギョン)元首相の支持率が保守系最大野党「国民の力」所属の候補に比べて優勢だった。

 

 一騎打ちを想定した場合、李在明氏の支持率は39.2%で、国民の力所属の尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長(32.2%)を上回った。両候補の差は7.0ポイントで、誤差の範囲外となった。李在明氏の支持率は前回の調査(9月10、11日)から4.6ポイント上昇し、尹氏は2.1ポイント下落した。

 国民の力の洪準杓(ホン・ジュンピョ)国会議員との一騎打ちとなった場合でも、李在明氏が38.8%と洪氏(29.4%)を誤差の範囲外でリードした。

 李在明氏は国民の力の劉承ミン(ユ・スンミン)前議員との対決でも38.9%対14.1%で優勢となり、同党の元喜龍(ウォン・ヒリョン)前済州道知事との対決では41.6%対10.0%で優位に立った。

 一方、李洛淵氏と尹錫悦氏の対決では李洛淵氏が34.8%と、33.3%の尹氏を1.5ポイントの僅差で制した。同社の調査で、李洛淵氏の支持率が尹氏を上回ったのは初めて。

 ソウル近郊の京畿道城南市の大庄洞開発事業を巡る不正疑惑が政界全体に広がるなか、国民の力を離党した郭尚道(クァク・サンド)議員の息子が、疑惑の中心となっている資産管理会社「火天大有資産管理」から巨額の退職金を受け取っていた問題が調査結果に影響を及ぼしたとの分析が出ている。

 政党支持率は共に民主党が前回調査から2.5ポイント上昇した37.8%、国民の力は1.1ポイント下落した33.8%だった。

 調査は京畿新聞の依頼で、26、27両日に全国の18歳以上の1025人を対象に行われた。