【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は30日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から2564人増え、累計31万1289人になったと発表した。市中感染が2539人、海外からの入国者の感染が25人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(2885人)から321人減ったが、過去4番目の多さとなる。7日連続で曜日最多を更新した。

 7月初めから本格化した流行の「第4波」は広がり続けている。感染力の強い変異ウイルスのデルタ型が流行している上、秋夕(中秋節、今年は9月21日)連休中の大規模な人の移動の影響も表れている。政府は最近の感染状況を踏まえて10月4日から適用する感染防止策「社会的距離の確保」のレベルを決定し、同1日に発表するが、現行レベル(首都圏は最高レベルの第4段階、首都圏以外は原則第3段階)が再延長される公算が大きい。

 この日新たに確認された市中感染者2539人を地域別にみると、ソウル市が941人、京畿道が879人、仁川市が148人で首都圏が計1968人と全体の77.5%を占めた。

 首都圏以外の地域は、大邱市が73人、慶尚南道が68人、忠清北道が61人、忠清南道が55人、慶尚北道が52人、釜山市が49人、大田市と全羅北道がそれぞれ35人、江原道が32人、光州市が31人、蔚山市が27人、全羅南道が24人、済州道が15人、世宗市が14人の計571人。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは25人だった。このうち9人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの16人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から7人増えて計2481人となった。韓国国内の平均致死率は0.80%。重篤・重症患者は336人で、前日より5人多い。

 29日の検査件数は5万8998件で、前の日より691件少なかった。ほかに臨時検査所での検査件数が12万1188件だった。