【ソウル聯合ニュース】韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官は1日、国会外交統一委員会による外交部の国政監査で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党副部長が北朝鮮に対する敵視政策と不公平な二重基準の撤回などを求めたことについて、「北の一方的な主張で、望ましくないとみている」として受け入れられないとの考えを示した。

 また、「われわれや米国は北に対する敵視政策を持っていないことを強調してきた」と述べた。

 金与正氏は先月に談話を出し、南北関係改善の条件として敵視政策と二重基準の撤回などを要求した。韓米合同軍事演習の中止や対北制裁の緩和・解除を意味するとみられる。

 ただ、鄭氏は対北制裁の緩和が必要かどうかとの質問には「もう制裁緩和も検討する時期になった」との認識を示した。

 北朝鮮の非核化問題に関しては、「非核化は(北朝鮮との対話の)大前提」とし、「南北関係の改善や朝米(米朝)対話再開において、非核化のため北が実質的な措置を取ることは大きな前提」と表明。「それができないと朝米の対話は実現できない」と強調した。