【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が7日発表した国際収支(速報値)によると、8月の経常収支は75億1000万ドル(約8370億円)の黒字だった。黒字は16カ月連続。輸送サービスの好調が続いており、黒字額は前年同月(66億4000万ドル)に比べ8億7000万ドル増加した。

 8月の商品収支(貿易収支に相当)は56億4000万ドルの黒字で、前年同月(70億8000万ドル)より14億5000万ドル少なかった。輸出額が522億2000万ドルと31.2%増加したが、輸入額がそれを上回る勢いで伸びたため。原材料価格の高騰により、42.4%増の465億9000万ドルとなった。

 8月のサービス収支は10億ドルの黒字に転換した。黒字額は2008年10月(14億8000万ドル)以来12年10カ月ぶりの高水準で、歴代2位。前年同月(8億8000万ドルの赤字)に比べると18億8000万ドル改善した。

 中でも輸送収支の黒字は15億2000万ドルと、1年前から11億ドル急増した。コンテナ運賃指数が跳ね上がり、海上貨物輸送の収入が大幅に増加した。一方、旅行収支の赤字は6億1000万ドルで、前年同月(4億2000万ドルの赤字)に比べ悪化した。

 給与・賃金と投資に伴う利子や配当を差し引きした所得収支(第1次所得収支)は11億1000万ドルの黒字で、前年同月比4億ドル増加した。海外の現地法人などから受け取る配当金が増え、配当所得収支が4億8000万ドルの黒字に転じた。