【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子が8日発表した7〜9月期の連結決算(速報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は15兆8000億ウォン(約1兆4800億円)で前年同期比27.9%増加した。売上高は同9.0%増の73兆ウォンで、7〜9月期としてはこれまでの最高だった前年同期(約67兆ウォン)を上回り、過去最高を更新した。半導体の好調や新型折り畳み式スマートフォン(スマホ)の人気がけん引した。

 営業利益も7〜9月期としては過去2番目の高水準で、今年通年の営業益は50兆ウォンを突破する見通しだ。

 サムスン電子は部門別の業績を発表していないが、証券業界は半導体部門だけで前期を3兆ウォン程度上回る9兆7000億〜10兆ウォンの営業益を上げたとみている。半導体メモリー価格の上昇、システムLSI(大規模集積回路)やファウンドリー(受託生産)部門の収益改善が追い風となった。

 スマホ事業も好調で、新型折り畳み式スマホ「ギャラクシーZフォールド3」「ギャラクシーZフリップ3」は100万台以上を売り上げる大ヒットとなった。スマホ事業を担うIT・モバイル(IM)部門の売上高は前期比4兆〜5兆ウォン増の27兆〜28兆ウォンと推計される。ただ、折り畳み式スマホのマーケティング費用が増えたことで、営業利益は3兆5000億〜3兆7000億ウォンと、フラッグシップスマホ「ギャラクシーS21」の発売で好業績を上げた1〜3月期(4兆4000億ウォン)には届かなかったようだ。