【ソウル聯合ニュース】韓国のLG電子が12日発表した7〜9月期の連結決算(速報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比49.6%減の5407億ウォン(約510億円)、売上高は同22.0%増の18兆7845億ウォンだった。

 

 営業利益の減少は、韓国GMの電気自動車(EV)「ボルト」のリコールに関連する引当金として4〜6月期に2346億ウォンが反映されたのに続き、7〜9月期にも4800億ウォンが設定されたことによるものだ。

 7〜9月期の売上高は過去最高だった1〜3月期の17兆8124億ウォンを上回り、四半期ベースで最高を記録した。

 部門別の業績は公開されていないが、証券業界によると、生活家電の売上高が7兆ウォンに迫り、3四半期連続で売上高6兆ウォンを上回ると予想される。空間インテリア家電「オブジェコレクション」が人気を集めているのに加え、残暑が続いたことでエアコンの販売が増加した。

 テレビ事業を担うホーム・エンターテインメント(HE)部門も、有機EL(OLED)テレビの販売増などで3四半期連続で売上高4兆ウォンを上回ったと予想される。

 LG電子は世界の有機ELテレビの出荷量のうち3分の2を占めており、有機ELテレビの需要拡大は7〜9月期の売り上げにも大きく寄与したとみられる。

 自動車電装事業のビークル・コンポーネント・ソリューション(VS)事業本部は7〜9月期も赤字が続いたようだ。ただ、7月に発足したカナダの自動車部品メーカー、マグナ・インターナショナルとの合弁会社「LGマグナ・イーパワートレイン」との相乗効果により年内の黒字転換への期待も残っている。

 LG電子が7〜9月期まで好業績を続けていることから、証券業界は今年の年間売上高は初めて60兆ウォンを上回るとの見通しを示した。