【大田聯合ニュース】韓国の独自技術で開発したロケット「ヌリ」の打ち上げ時に、搭載されていたダミー衛星を保護するカバーであるフェアリングが正常に分離されていたことが確認された。韓国航空宇宙研究院のチャン・ヨンスン・ロケットシステム開発部長は27日、ヌリの胴体に搭載されたカメラの映像公開に合わせてオンライン記者会見を開き、「関係機関の協力を受け、フェアリングが分離される時に地上に落下物2個が落ちた様子を確認した」と述べた。

 

 この日公開された映像には、分離されたフェアリング2個のうち一つが地上に落下する姿のほか、1段目のエンジン停止と分離、2段目のエンジン点火、フェアリング分離に続いて3段目のエンジン点火、ダミー衛星の分離まで予定通りに行われた様子が収められている。

 ただ、ダミー衛星は高度700キロまで上昇したものの目標速度である秒速7.5キロに届かず、軌道への投入に失敗した。

 航空宇宙研究院はダミー衛星が地上に落下したと推定している。

 チャン氏は「1段目と2段目の飛行過程は予想通りに進んだ」とし、「3段目のエンジンが目標の速度に至らず、本来の燃焼時間より早く停止した」と説明した。

 航空宇宙研究院は3段目のエンジンが早期に停止した原因を明らかにするため飛行試験のデータの基礎分析を行っており、分析が終わり次第、科学技術情報通信部と調査委員会を立ち上げる方針だ。