【ローマ聯合ニュース】主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)出席のためイタリア・ローマを訪問している韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は31日(現地時間)、同地でドイツのメルケル首相と首脳会談を行い、両国関係の発展や朝鮮半島平和プロセスへの支援を要請した。

 メルケル氏は12月初めにも退任する予定で、両氏の会談は今回が事実上最後となる。

 文大統領はメルケル氏が2005年の就任以来、両国関係の発展に取り組んできたことに謝意を表した上で、「退任後も両国関係の発展や気候変動といった国際社会が直面する懸案解決に重要な役割を果たしてほしい」と求めた。メルケル氏は「両国関係が引き続き発展することを期待する」と応じた。また、「南北関係の改善と朝鮮半島の平和定着を引き続き支持する」と強調した。

 両首脳は2050年までに二酸化炭素(CO2)の排出を実質ゼロにする炭素中立(カーボンニュートラル)を達成するとの目標をはじめ、両国の気候変動への取り組みについても高く評価。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)などの保健危機に効果的に対応する体系構築が重要だとの認識で一致した。