◇米が量的緩和縮小開始 韓銀は来年初めまで先に利上げか

 米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)が3日(現地時間)の連邦公開市場委員会(FOMC)で国債などの資産購入を通じた量的金融緩和の縮小(テーパリング)を11月から始めると決め、韓国銀行(中央銀行)の金融政策への影響が注目されている。FRBは利上げについては慎重姿勢を崩していないことから、韓銀は8月以降の利上げ基調を来年初めまで維持した上で、FRBの動向を見守ると予想される。韓銀は今月下旬と来年1月ごろに0.25%ずつ追加利上げして政策金利を年1.25%まで上げる可能性が高い。

◇新規コロナ感染者2日連続2千人台 死者も増加傾向

 中央防疫対策本部は4日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から2482人増え、累計37万3120人になったと発表した。市中感染が2457人、海外からの入国者の感染が25人。1日当たりの新規感染者数は前日(2667人)からは185人減ったが、前週の同じ曜日(2111人)に比べると371人多く、2日連続で2000人台半ばに上った。新型コロナによる死者も今月に入り増加している。この日は新たに24人と、1月12日(25人)以来、約10カ月ぶりの多さとなった。

◇文大統領の欧州歴訪終了 あす帰国

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領がイタリア、英国、ハンガリーを巡る9日間の欧州歴訪を終えて5日に帰国する。歴訪中はローマ教皇フランシスコとの会談で北朝鮮訪問を提案するなど、来年5月の退任を控え朝鮮半島平和への機運を高めようと尽力した。一方、バイデン米大統領とはローマで開かれた主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の会場で短く言葉を交わすだけに終わり、関心を集めていた日本の岸田文雄首相との対面も実現せず、米国、日本との首脳会談は次の機会に持ち越されることになった。

◇韓米連合軍司令官 有事作戦統制権の移管巡り「計画を調整」

 ラカメラ韓米連合軍司令官(在韓米軍司令官兼務)は4日のオンラインセミナーで、米軍主導の韓米連合軍が持つ有事作戦統制権の韓国軍への移管を巡り、「(策定された)計画を調整して推進していく」と述べた。朝鮮半島の安全保障情勢の変化に応じて移管計画を多少調整することを示唆したと受け止められる。移管の時期を決めておきたい韓国に対し、米国は北朝鮮の核保有など朝鮮半島の変化した安保状況を考慮して慎重に移管を進めたい姿勢を示している。