【ソウル聯合ニュース】国連食糧農業機関(FAO)が4日(現地時間)に公表した2021年版世界統計年鑑によると、18〜20年の北朝鮮の栄養不足人口は1090万人で、総人口の42.4%を占めた。全世界(8.9%)、アジア(8.2%)の平均はもちろん、アフリカ諸国の平均(19.0%)も大きく上回った。

 北朝鮮よりも栄養不足人口の比率が高い国はソマリア(59.5%)、中央アフリカ(48.2%)、ハイチ(46.8%)、イエメン(45.4%)、マダガスカル(43.2%)など数えるほどしかない。

 アフリカの最貧国に挙げられるルワンダ(35.2%)やエチオピア(16.2%)も北朝鮮より比率が低い。

 北朝鮮の栄養不足人口の比率は00〜02年が35.7%、04〜06年が33.8%、09〜11年が42.6%、13〜15年が40.6%、15〜17年が41.2%、16〜18年が24.9%、17〜19年が42.6%と、次第に深刻化する傾向にある。

 北朝鮮の18〜20年における1日当たりのカロリー摂取量は2075キロカロリーで、世界平均(2950キロカロリー)より30%近く少なかった。韓国(3465キロカロリー)と比べると約40%少ない。

 北朝鮮の人々の「摂取量適合性」は平均86%にとどまった。必要なカロリーの86%しか摂取していないという意味になる。

 この指標の世界平均は124%で、同統計によると北朝鮮よりも状況が劣悪な国はソマリア、ジンバブエ(それぞれ79%)の2カ国しかなかった。韓国は141%。