【ワシントン聯合ニュース】米国務省のプライス報道官は8日(現地時間)の記者会見で、クリテンブリンク国務次官補(東アジア・太平洋担当)が韓国を訪問する際、朝鮮戦争の終戦宣言について議論するかどうかについて、「北朝鮮の弾道ミサイルと核計画は議論のテーブルに載せ、朝鮮半島の完全な非核化を進展させる戦略も議論のテーマとなる」と述べた。その上で、「韓国とわれわれの関係は広範囲で深く、議論する多くの課題がある」と言及した。

 終戦宣言についても議論することを示唆した発言とみられる。

 クリテンブリンク??氏は日本を訪問中で、10〜12日に韓国を訪れる。

 韓国政府は北朝鮮を対話の場に引き出すため、人道支援のほか、終戦宣言を推進しているが、米国と隔たりがあるとされる。サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は先月26日の記者会見で終戦宣言について、韓国と協力しているとしながらも「われわれはそれぞれの措置のための正確な順番、時期、条件に関して多少違う観点を持っているかもしれない」との認識を示した。

 プライス氏はサリバン氏の発言に関し、「われわれは対話と外交を通じた朝鮮半島の平和と完全な非核化を実現させることが最善であり、最も効果的な道だという点で韓国のカウンターパートと見解が一致している」と強調。「韓国、日本などの同盟と共に北朝鮮への関与を模索し続ける」と述べた。

 一方、クリテンブリンク氏が来年3月に実施される韓国大統領選の与野党候補と面会するかどうかについては、「政府のカウンターパートに会う」と明確な回答を避けた。

 革新系与党「共に民主党」は公認候補の李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事が11日にクリテンブリンク氏と面会すると明らかにし、保守系最大野党「国民の力」も候補に選出された尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長とクリテンブリンク氏の面会を12日に行う方向で調整している。