【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は12日午後にオンラインで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席する。青瓦台(大統領府)の朴ギョン美(パク・ギョンミ)報道官が9日、発表した。

 会議では新型コロナウイルス以降の経済回復に向けたグローバル・サプライチェーン(供給網)の維持やデジタル転換問題などを議論する。

 文大統領は先月31日、バイデン米大統領が主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に合わせて主催した供給網の強化を話し合う首脳会議で、「完全な経済回復のためグローバル供給網の安定が急がれる」と強調していた。この発言を巡り、米中の対立が激化する中、米国が主導する供給網強化の動きに歩調を合わせるものとの見方も出た。

 文大統領は今回の会議で新型コロナウイルスワクチンの供与や保健分野での無償援助などに関しても説明する。

 会議後はAPECの今後20年間の協力案を盛り込んだ履行計画を採択する。

 一方、文大統領は11日、APEC議長国のニュージーランドの提案を受け、CEOサミットの「エネルギー未来セッション」で基調演説する。演説では低炭素社会の実現に向けた取り組みを強調する考えだ。