【ソウル聯合ニュース】韓国政府の中央事故収拾本部の孫映レ(ソン・ヨンレ)社会戦略班長は16日のオンライン会見で、国内の新型コロナウイルスの新規感染者数が連日2000人を超え、重症者も500人に迫っていることについて、現段階では医療体制に余力があるため、今月から始まった新たな防疫体制「段階的な日常生活の回復(ウィズコロナ)」を中断して「非常計画」を発表する状況ではないとの認識を示した。

 

 防疫当局は、現在の国内の流行状況は欧州など海外ほど深刻ではないと判断している。海外では感染者そのものが爆発的に増えている一方、韓国では60歳以上の高齢層と特定施設で感染が増え、重症者が増加していることが最も大きな差だと説明する。

 孫氏は、1カ月前には60歳以上の感染者が全体の17〜18%を占めていたが、先週は35〜36%ほどに上昇したとし、現在はワクチンの追加接種を速やかに進め、高齢者の多い療養型病院での面会制限や感染対策強化により重症者を減らすことに努める段階だと指摘した。