【ソウル聯合ニュース】日本の植民地支配下で旧日本軍に動員され、戦後にBC級戦犯として処罰された在日韓国人の李鶴来(イ・ハクレ)さん(1925〜2021)の追悼行事が22日、日本で開幕した。

 

 日本の市民団体「千代田・人権ネットワーク」と「『同進会』を応援する会」はこの日から25日まで、東京・千代田区の九段生涯学習館で今年3月に亡くなった李さんの追悼写真展を開く。

 写真展では、1942年に17歳で旧日本軍の捕虜監視員としてタイに送られ、敗戦後にBC級戦犯として死刑判決を受けた李さんの苦難の生涯を振り返る資料数十点のほか、収監中に書いた日記などの遺品も展示される。

 李さんの妻の姜福順(カン・ボクスン)さんは「一人でも多くの人がこの問題を知り、応援してくれればうれしい」と語った。

 

 李さんは戦後の連合国の裁判で死刑判決を受けた後、懲役20年に減刑されたが、56年10月に仮釈放されるまで約11年間収監された。

 李さんのような朝鮮半島出身の軍人は「日本人」として戦争に動員されたが、52年のサンフランシスコ講和条約で日本国籍を失ったため、日本政府の補償を受けられなかった。

 

 日本が起こした戦争に動員された朝鮮半島出身者のうち148人がBC級戦犯とされ、このうち23人が死刑となった。

 李さんは東京の巣鴨拘置所に収監されていた55年4月に元戦犯らでつくる「同進会」を結成。生涯を通じて問題解決に取り組んだ。

 李さんは生前、日本の歴代首相30人に問題解決を求める要望書を提出し、日本政府を相手取って謝罪と補償を求める訴訟を起こしたが、敗訴が確定した。

 日本の超党派の国会議員らが朝鮮半島出身の戦犯被害者への補償と名誉回復のための立法を推進したが、成果は上がっていない状況だ。