【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の当局者は20日、駐韓米国大使の人選が遅れていることに関連し、外国の大使人事について言及することは適切ではないと前置きしたうえで、「米国側が駐韓大使の早期指名に向けて努力していると承知している」と述べた。

 駐韓大使は前任のハリス氏が今年1月にバイデン米大統領の就任に合わせて離任して以来、11カ月間空席が続いている。

 通常、米政権交代後に新任大使が赴任するまでには、大使指名や上院での承認手続きなどで数カ月以上を要するため空席となるのは避けられない。ハリス氏の赴任当時も、2017年1月のトランプ大統領(当時)の就任を受けて前任のリッパート氏が離任してから約1年半の間、空席状態が続いていた。

 しかし、バイデン政権の場合、発足から1年を迎えようとしているが駐韓大使の指名すら行われていない点が懸念要因に挙げられている。米NBCは16日(現地時間)、元当局者などの話として、駐韓大使指名が遅れていることが両国間の緊張の要因として浮上していると報じた。米政界からも駐韓大使の早期任命を促す声があがっている。

 一方で、バイデン政権では全般的に大使の人選が遅れており、駐韓大使だけが空席ではないとの指摘も出ている。

 外交部当局者は「5月の韓米首脳会談を機に韓米同盟は包括的・互恵的グローバル同盟へと発展している。韓米は最上の両国関係を維持していると評価している」と強調した。