【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は20日、新型コロナウイルスの感染防止策「社会的距離の確保」に関連し「太く短い防疫強化を行い、再び日常を回復することで内需と雇用の回復傾向を維持することができる」とし、「政府は早期の日常回復のために全力を傾ける」と述べた。

 

 文大統領はこの日、青瓦台(大統領府)で開かれた「2022年度(1〜12月)経済政策方向性」報告行事の冒頭発言で「来年の経済政策方向には、危機を乗り越えて完全な正常化を成し遂げるという政府の政策への意志を込めた」と明らかにした。

 足元の感染者数の急増により防疫強化は避けられないが、国民の暮らしに及ぼす打撃を考慮すれば最大限速やかに強化措置を終え、新たな防疫体制「段階的な日常生活の回復(ウィズコロナ)」を再開しなければならないというのが文大統領の考えだ。

 文大統領は「完全な経済正常化は、安定した防疫の中でのみ実現できる」としながら「防疫措置の強化による小規模事業者の苦境に対しては防疫支援金、損失補償、金融支援など使用可能な財源を総動員して多角的に支援を拡大する」と述べた。

 そのうえで、国民生活の支援を本格化し、格差と不平等の解消に注力するとして、新型コロナの直撃を受けた業種を中心として内需回復と再飛躍を支援することに重点を置くと説明した。

 なかでも、政府は最大の課題である住居の安定に全力を尽くして不動産価格の下降安定傾向を定着させ、住宅供給をさらに加速化させると強調した。