【ソウル聯合ニュース】韓国言論振興財団が23日発表した調査結果によると、韓国の記者が感じるメディアの自由度は5点満点の3.44点で、2007年(3.35点)以降で最高を記録した。

 メディアの自由度は、07年から17年(2.85点)まで下落傾向を示し、19年の前回調査(3.31点)では上昇に転じた。

 記者らは、メディアの自由を直接・間接的に制限する最大の要因として広告主(62.4%)を挙げ、編集・報道局の上層部(47.0%)、オーナー・社長(43.4%)が後に続いた。

 デジタルニュースの最も重要なプラットフォームとしては、ポータルサイトを挙げた回答が70.2%を占め、19年(65.4%)から4.8ポイント上昇した。

 記者が評価したメディアの信頼度は2.90点で、19年(2.80点)に比べ小幅上昇した。

 ニュース・情報に関する問題の深刻度を5点満点で評価した結果、「釣り記事」と「アビュージング(クリック回数を増やして広告収入を得るために同様のタイトルで多数掲載する)記事」が4.22点で最も多かった。

 新型コロナウイルスに関して最も重要な報道基準として挙げられたのは「正確性」で、以下「迅速性」「専門性」の順だった。

 過去1年間に取材・報道で嫌がらせを受けた人の割合は全体の31.4%に上った。このうち「電話、ショートメッセージ、メッセンジャー、電子メールなどによる嫌がらせ」が最も多く、「ウェブサイトへの悪質な書き込み、誹謗(ひぼう)中傷)」も深刻であることが分かった。

 韓国メディア全般でジェンダー平等がどれだけ実現されているかについては、「実現されていない」が32.5%で「実現されている」(30.2%)よりも多かった。

 隔年で実施されているこの調査は、国内のニュース通信社、日刊新聞社、放送局、インターネットメディアに所属する記者2014人を対象に、7月19日から10月5日まで面接とオンラインで行われた。報告書は31日に言論振興財団のホームページで公開される。