【ソウル聯合ニュース】国際通貨基金(IMF)の世界経済見通しによると、韓国の2021年の名目国内総生産(GDP)は1兆8239億ドル(約208兆円)となった。これは世界191カ国のうち10番目の規模。IMFは韓国について、22年の名目GDPも1兆9077億ドルで世界10位になると予想している。韓国は20年も10位だった。

 韓国の順位は05年に10位を記録した後、トップ10圏外に下落。18年に10位に返り咲いたが、19年は12位に後退。昨年再び10位となった。

 韓国が10位を維持する見通しとなったのは、新型コロナウイルス禍の中でも優れた経済成長を続けているためと分析される。

 IMFは今年と来年の韓国の成長率見通しをそれぞれ4.3%、3.3%としており、世界経済の成長率(5.9%、4.9%)に比べ大きく見劣らない。韓国は20年にコロナをうまく封じ込めたため前年の反動が小さく、今年の経済成長率が低く見える。韓国の昨年の成長率はマイナス0.9%にとどまったが、世界経済の成長率はマイナス3.1%だった。

 統計値とIMF見通しに基づく20〜21年の平均成長率を見ると、韓国は1.7%で主要7カ国(G7)を上回る。G7では1.3%の米国と0.2%のカナダだけがプラス成長を記録し、それ以外の英国、フランス、ドイツ、日本、イタリアはいずれもマイナス成長だった。

 経済規模で韓国に続くブラジルとロシアの今年の成長率見通しはそれぞれ5.2%、4.7%と韓国より高いが、これは落ち込みが激しかった昨年からの反動が大きいため。来年の成長見通しはブラジルが1.5%、ロシアが2.9%と韓国(3.3%)より低い。