◇新規コロナ感染者3週ぶり4千人台に減少 重症者は高止まり

 中央防疫対策本部は27日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から4207人増え、累計61万1670人になったと発表した。1日当たりの新規感染者数が4000人台と集計されたのは、今月7日(4953人)以来20日ぶり。通常は週末に検査件数が減少する影響で週の前半には感染者数が減り、週半ばから再び増加する傾向があるが、これを考慮しても確実に感染規模が縮小したといえる。高齢者を中心に3回目のワクチン接種が進み、防疫措置が強化されたことで流行は停滞局面を迎えている。ただ重篤・重症患者は1078人となり、7日連続で1000人を上回った。

◇医薬品当局 ファイザー飲み薬の緊急使用承認を決定

 食品医薬品安全処は、米製薬大手ファイザーの新型コロナウイルス感染症経口治療薬(飲み薬)「パクスロビド」の国内緊急使用承認を決定したと発表した。新型コロナの飲み薬が韓国に導入されるのはこれが初めて。食品医薬品安全処は、パクスロビドは現在医療現場で使用されている注射型の新型コロナ治療薬とともに患者の状況に応じた治療の選択肢を増やし、軽症者向け施設に入所した患者や在宅治療(自宅療養)中の患者の重症化を防ぐのに役立つと説明した。

◇防疫強化措置の延長是非 今週金曜日に発表へ

 政府は、来月からの新型コロナウイルス防疫対策「社会的距離の確保」の調整案を31日に発表する見通しだ。政府の中央事故収拾本部の孫映レ(ソン・ヨンレ)社会戦略班長は記者会見で、強化された防疫措置を延長する可能性について「今週の状況を見た上で日常回復支援委員会、地方自治体、専門家の意見を取りまとめて決定する予定だ」と説明した。現在全国で実施中の防疫措置は来月2日に終了する。政府は新型コロナの感染拡大を抑え込むため、18日に新たな防疫体制「段階的な日常生活の回復(ウィズコロナ)」を中止。全国で私的な集まりの人数を4人までに制限し、飲食店やカフェなどの営業時間を午後9時までとする防疫措置を実施している。

◇大統領選与党候補 岸田首相との面会希望

 来年3月の大統領選の革新系与党「共に民主党」候補、李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事は27日、党本部で相星孝一・駐韓日本大使と面会した。同席した金峻亨(キム・ジュンヒョン)前国立外交院長はその後非公開となった面会で、李氏が岸田文雄首相との面会を提案したと記者団に明らかにした。金氏は「岸田首相と可能な限り早く、虚心坦懐(たんかい)に、条件なく会えるよう要請した」として、「(相星)大使も報告書を送り、その意思を伝えると約束した」と伝えた。面会の時期について、大統領選で当選した後を意味するかとの質問には「(李氏は)時期を特定しなかったが、私の考えではそのようだ」と答えた。

◇コロナ禍でもカフェ・チキン店増加 売上高は初の減少

 統計庁が発表した調査結果によると、昨年の全国のフランチャイズ加盟店の数は23万5709店で、2019年に比べて9.5%増加した。このうちキンパ(韓国のり巻き)・軽食(1万5840店、18.5%増)、韓国料理(3万6022店、16.5%増)、コーヒー・非アルコール飲料(2万1360店、16.4%増)、ピザ・ハンバーガー(1万4324店、14.9%増)が2桁台の増加率を示した。代表的なフランチャイズ業種であるフライドチキンも2万7667店で7.7%増加した。一方で新型コロナの感染拡大により、フランチャイズ店の売上高と雇用は13年に統計を取り始めてから初めて前年比で減少した。