【ソウル聯合ニュース】韓国統一部が6日発表した調査結果によると、韓国に定着した脱北者のうち、弱者層に分類された調査対象1582人の約47%は情緒的・心理的な面で困難を抱えていると答えた。

 調査では生計、教育・進学、心の健康、体の健康、家族関係、ゲーム・アルコール・薬物などの依存症問題、新型コロナウイルスによる失業が主な問題として挙がったが、回答者の71%は二つ以上の問題を抱えていると答えた。

 「生計」を主な問題に挙げた回答者が25%で最も多く、「教育・進学」が22%、「心の健康」が20%、「家族関係」が4%などだった。

 統一部は、調査結果に基づき、脱北者のうち弱者層の人に対する情緒的・心理的な面での支援を強化し、生計支援を行う計画だ。昨年は脱北者の定着金を増額し、脱北者の資産形成を支援する「未来幸福通帳」の口座開設基準を緩和するなど定着支援を強化した。

 同部は「これからも長期的な調査を通じて、脱北者個人の困難を事前に把握し、福祉の死角を最小化するための努力を傾ける」との方針を示した。