韓国NSC 北朝鮮の相次ぐミサイル発射に「強い遺憾」
今年に入り、北朝鮮が弾道ミサイルに推定される飛翔体を発射したのは5日と11日に続き、3回目となる。
会議では北朝鮮に対し、速やかに対話に応じるよう促し、関係国と緊密に協議する方針を確認した。また、米国と緊密に連携して飛翔体の詳細について分析を進めるとともに、北朝鮮の動向を注視しながら必要な対応措置を講じることにした。
青瓦台は今回も「挑発」との表現は使わなかった。北朝鮮が昨年9月15日に弾道ミサイルを発射した際は「ミサイル発射の挑発に深い憂慮を表明する」としたが、その後からは「挑発」との表現を使っていない。南北対話の可能性を踏まえ、刺激的な表現を使用していないようだ。
一方、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は会議結果の報告を受け、15日から行う中東3カ国歴訪に徐薫(ソ・フン)国家安保室長は同行せず、国内に残って関連動向を注視しなが関係官庁と協力して対応するよう指示した。文大統領は15〜22日、アラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビア、エジプトを訪問する。