【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部は17日、北朝鮮が同日に朝鮮半島東の東海に向けて未詳の飛翔(ひしょう)体を発射したと発表した。軍当局は飛翔体の飛距離や高度、速度などを分析しているとされる。

 軍当局は通常、弾道ミサイルを探知すればすぐにメディアに公開している。共同通信によると、内閣官房は北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと発表した。

 北朝鮮の飛翔体発射は今年に入って4回目。14日には列車から短距離弾道ミサイル2発を発射した。5日と11日には内陸部の慈江道から「極超音速ミサイル」と主張する弾道ミサイルを発射している。

 極超音速ミサイル発射を受け、バイデン米政権が独自の追加制裁を発表したが、北朝鮮は3日間隔で武力示威を行い、朝鮮半島情勢が悪化している。

 また、北朝鮮はミサイル発射を「国防力強化」の成果として強調しているが、韓国軍の海外訓練参加などは非難する矛盾した態度を示している。北朝鮮の韓国向け宣伝用ウェブサイト「わが民族同士」は17日の記事で、韓国軍の砲射撃訓練や米軍の第7艦隊主催で開かれた多国間訓練「シードラゴン」に海軍の海上哨戒機が参加したことなどに言及し、「口先では『平和』と言いながらも実際の行動では戦争騒動に血眼になっている」と非難した。