【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の李種珠(イ・ジョンジュ)報道官は17日の定例会見で、北朝鮮が同日に短距離弾道ミサイルとみられる2発を発射したことについて、「北は朝鮮半島の平和と情勢安定のため、ミサイル発射ではなく平和をつくる対話を選択すべきだ」と促した。

 今年に入って4度目となる北朝鮮のミサイル発射を「挑発」と規定するかどうかに関しては、「北の相次ぐミサイル発射は朝鮮半島平和と南北関係の発展に全く役立たない極めて遺憾な行動だと認識している」と述べるにとどめた。

 一方、新型コロナウイルスの流入防止のため国境を封鎖している北朝鮮の貨物列車が16日、中国遼寧省の丹東に入ったことに関しては「現時点で意味を評価することは適切ではない」との認識を示した上で「鉄道運送が続くのか、北の国境封鎖の緩和や朝中(中朝)貿易の回復、人的交流の再開などにつながるかはもう少し見守る必要がある」と述べた。

 新型コロナワクチンの北朝鮮への支援計画を巡っては、「南北の住民皆の安全のためのもので、南北の協力が必ず必要だ」としながらも、国民的なコンセンサスを得た上で北朝鮮の意思や国際社会の動向などを考慮して検討する方針を示した。また、現時点では政府内で具体的な議論は行っていないと明らかにした。米国とも議論していないという。