【リヤド聯合ニュース】サウジアラビアを公式訪問している韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は18日午後(現地時間)、首都リヤドのヤマーマ宮殿で同国のムハンマド皇太子と会談し、両国の実質的な協力の推進策について協議した。

 両氏の会談はムハンマド皇太子が来韓した2019年6月以来、約2年半ぶり。

 今回の会談では、1962年の国交樹立から60年を迎える両国の関係がエネルギー、建設・プラント分野から水素エネルギー、原発・防衛産業など未来分野にまで拡大していることを評価した。

 文大統領は「両国が水素エネルギー分野での強みとノウハウを共有し、サウジのネットゼロ(温暖化ガス排出実質ゼロ)の目標達成に寄与することを希望する」と述べた。ムハンマド氏は2060年の炭素中立(カーボンニュートラル)実現という目標に向け、韓国の先進技術やノウハウを共有してほしいと要請した。

 また、ムハンマド氏が主導するスマートシティー建設プロジェクトに関し、文大統領は多くの韓国企業が参加することを期待した。朝鮮戦争の終戦宣言をはじめ、朝鮮半島の非核化と平和構築に向けた韓国政府の努力についても説明し、ムハンマド氏は最大限支援すると応じた。

 韓国青瓦台(大統領府)によると、文大統領のサウジ訪問を機に両国は水素分野での協力強化を盛り込んだ覚書を締結したほか、約10件の合意書などを締結した。