【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官は19日、シャーマン米国務副長官と電話会談した。外交部によると、両氏は北朝鮮が相次いでミサイルを発射したことを巡り、朝鮮半島情勢の安定的な管理と北朝鮮との早期の対話再開に向けたあらゆる方策に対してオープンな立場だと改めて確認した。

 一方、米国務省はシャーマン氏が北朝鮮の弾道ミサイル発射は国連安全保障理事会の複数の決議に反すると非難したとして、朝鮮半島の完全な非核化を達成するための継続的な共通の努力について議論したと明らかにした。

 北朝鮮は今年に入って弾道ミサイルを4回発射。米国は独自の制裁を発表したほか、安保理の北朝鮮制裁委員会に追加制裁を提案している。

 両氏はイラン問題に関しても意見交換した。崔氏はイラン核合意の修復や米国の対イラン制裁により韓国の銀行にイランの原油代金70億ドル(約9100億円)が凍結されている問題の解決に向け、協力を続ける考えを示した。シャーマン氏も同問題の早期解決が必要と応じ、韓国の協力に謝意を表明した。韓国はイラン核合意再建交渉の当事国ではないが、凍結資産問題があるため、関係国と緊密に意見交換してきた。

 ウクライナ問題を巡っては、崔氏が対話と外交を通じた問題解決を図っている米国の努力を支持すると表明した。

 両氏はミャンマーで不安定な情勢が続いている状況についても深い憂慮を示し、民主主義の早期回復のため、国際社会と協力することを確認した。