【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は20日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から6603人増え、累計71万2503人になったと発表した。1日当たりの新規感染者は前日より798人増加した。6000人を上回るのは昨年12月24日以来、27日ぶりとなる。

 防疫措置の強化やワクチンの3回目接種の増加で3000〜4000人台に減っていた新規感染者数は19日に5000人を上回り、この日は6000人を超えた。変異株「オミクロン株」が大流行する兆しをみせている。

 防疫当局は21日ごろ新規感染者が7000人を上回り、感染者にオミクロン株が占める割合が50%を超えれば、オミクロン株が主流になるとの見通しを示している。

 新規感染者が7000人超になれば、オミクロン株に備える段階から「対応段階」に転換する方針だ。対応段階では病院・医院でも新型コロナの検査・診療を行い、PCR検査でも優先順位を設け、65歳以上の高齢者から実施する。感染者の隔離期間は10日間から7日間に短縮する。

 一方、重篤・重症患者は減少を続けている。この日の重症者数は488人と前日より44人減少し、昨年11月19日以来、62日ぶりに500人を下回った。重症病床の使用率は23.4%で、前日比で2.1ポイント低下した。

 死者は28人増え、計6480人となった。

 この日新たに確認された市中感染者は6357人で、地域別には京畿道が2364人、ソウル市が1292人、仁川市が407人と首都圏が4063人だった。京畿道の平沢にある在韓米軍を中心にオミクロン株の感染が広がっており、同道の感染者はソウル市より1000人以上多い。首都圏以外の地域では2294人となり、韓国で新型コロナの感染者が確認されて以降、初めて2000人を超えた。