【世宗聯合ニュース】韓国関税庁は27日、2021年の乗用車(新車)輸出額は前年比23.0%増の426億ドル(約4兆8800億円)だったと発表した。14年(440億ドル)以来の高水準。新型コロナウイルス禍前の19年と比べても8.1%伸びた。

 輸出台数は209万台で前年比6.1%増加した。

 関税庁は、車載半導体が不足する中でも新型コロナによる輸出減の反動、エコカーの需要拡大、北米や欧州連合(EU)など主要地域での需要回復により昨年は輸出が大きく伸びたと分析している。

 主要国向けの輸出額がそろって前年比で増加した。相手国別の輸出増加率は米国が8.8%、カナダが9.2%、ロシアが71.2%、オーストラリアが39.2%、英国が34.0%、ドイツが26.3%、フランスが48.0%。

 また、電気自動車(EV)、ハイブリッド車(HV)、プラグインハイブリッド車(PHV)などのエコカーの輸出額は前年比63.1%増の116億ドルとなり、乗用車輸出をけん引した。

 乗用車の輸出額全体にエコカーが占める割合も27.3%と過去最高を記録した。割合は18年が11.4%、19年が15.2%、20年が20.6%とハイペースで上昇している。

 一方、21年の乗用車輸入額は前年比7.3%増の129億ドルだった。輸入台数は8.9%減の30万台。

 米国(48.3%増)や日本(6.3%増)、オーストリア(83.7%増)、イタリア(62.5%増)、メキシコ(2.1%増)、スウェーデン(36.4%増)などからの輸入額が増えた一方、ドイツ(4.5%減)、スロバキア(36.6%減)、英国(22.4%減)からの輸入額は減少した。

 エコカーの輸入額は前年比84.8%増の57億ドルだった。乗用車の輸入額全体に占める割合は44.4%と、前年(25.8%)から大きく上昇した。

 21年10〜12月期の乗用車輸出額は前年同期比4.3%増の112億ドルだった。輸出台数は10.1%減の53万台。乗用車輸入額は同26.9%減の30億ドル、輸入台数は36.1%減の7万台だった。