【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の関係者は7日、「韓米の情報当局は北の核実験準備の動向などを綿密に追い、監視している。緊密な韓米連携を基盤に、あらゆる可能性に対し確固たる備えの態勢ができている」と述べた。米国で北朝鮮問題を担当するソン・キム北朝鮮担当特別代表が6日(現地時間)、北朝鮮が故金日成(キム・イルソン)主席の生誕110年の15日に合わせて核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射などに踏み切る可能性があると述べたことを受け、記者団から北朝鮮で核実験再開の動きが新たに捉えられたかと問われ、このように答えた。

 この関係者は、北朝鮮の核実験の可能性に関し追加で説明できる情報はないと述べた。

 北朝鮮は2018年に北東部・豊渓里の核実験場で3番坑道の入り口を爆破した。だが最近、韓国当局は同坑道の復旧の動きを捉えている。当局は、この坑道で小型戦術核兵器の開発に向けた核実験が実施される可能性があるとみている。

 一方、北朝鮮が南東部・金剛山にある韓国側資産の海金剛ホテルを解体しているとされる問題で、韓国統一部は南北共同連絡事務所を通じて北朝鮮側に、海金剛ホテルを含め金剛山観光事業全般の協議を求めている。

 同部関係者によると、南北共同連絡事務所間の定時通話は正常に行われているが、7日午前まで北朝鮮は海金剛ホテルに関し反応を見せていない。

 この関係者は「政府は関連動向を綿密に注視し、関係機関、(ホテル運営側の韓国の)事業者と協議している」と説明した。また、「韓国企業の財産権を侵害する北側の一方的な措置はあってはならない」としながら、南北による協議の必要性を強調した。