【ソウル聯合ニュース】バイデン米大統領が5月20〜22日に韓国を初訪問する方向で両国が調整している。韓国外交消息筋が21日、明らかにした。

 トランプ前大統領は2017年と19年のいずれも1泊2日の日程で訪韓していた。

 バイデン氏の訪韓は日本で5月24日ごろに開催される米国と日本、オーストラリア、インドによる4カ国枠組み「クアッド」首脳会合への出席前に行われる可能性が高い。消息筋は「米国は韓国との同盟関係を新しく強化する考えで今回の訪韓を推進している」と述べた。

 バイデン氏の韓国入りは前例からみれば20日午後になる見通しだ。尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領との首脳会談は21日に開催される可能性が高い。

 尹氏は5月10日に就任する。会談が実現すれば、韓国大統領就任後の初の韓米首脳会談としては最も早い開催となる。歴代の米大統領は初の東アジア歴訪を日本で始める場合が多かった。韓国から訪問するのは異例。また、韓国大統領の訪米より米大統領の訪韓が先に行われるのは1993年7月、当時のクリントン米大統領が韓国で金泳三(キム・ヨンサム)大統領と会談して以来、29年ぶりとなる。

 首脳会談はこれまで青瓦台(大統領府)で開かれてきたが、尹氏は大統領執務室を移転して青瓦台を市民に開放する方針を表明しており、両国は会談の会場も検討している。

 今週末ごろ、会談を準備するため米国の関係者らが訪韓する予定で、韓国側と会場などを確認するとみられる。会場としてはソウル市内の国防コンベンションセンターが有力視されるが、青瓦台水準の施設を備えておらず、国立中央博物館など別の場所になる可能性もある。

 米関係者らは訪韓後、バイデン氏が訪問する日本も訪れる見通しだ。