【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の韓国人慰安婦被害者、李容洙(イ・ヨンス)さんが21日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期政権への移行を準備する政権引き継ぎ委員会を訪れ、慰安婦問題の国連拷問禁止委員会(CAT)への付託とともに、尹氏が24日に日本に派遣する「政策協議代表団」に同行させるよう求める要求案を伝達した。

 李さんは当初、政策協議代表団の団長を務める鄭鎮碩(チョン・ジンソク)国会副議長に要求案を伝える予定だったが、鄭氏との面会が実現せず、政権引き継ぎ委員会を訪れた。

 李さんは「文在寅(ムン・ジェイン)大統領が(慰安婦問題を)被害者中心に解決すると信じたが、また裏切られた」として、慰安婦問題をCATに付託するよう訴えた。

 慰安婦問題を国際司法裁判所(ICJ)に付託するには韓日両国の同意が必要だが、CAT付託は日本が同意しなくても可能だ。

 李さんは3月17日に開いた記者会見で、尹氏と昨年9月に面会した際、「私が慰安婦問題を必ず解決してほしいと呼びかけたら(尹氏が)『はい』と約束した。日本の謝罪を必ず引き出すとした」と明らかにしていた。