【ソウル聯合ニュース】韓国軍が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)2発の連続発射実験に成功したことが22日までに分かった。

 韓国軍関係者によると、発射実験は18日に実施された。3000トン級の潜水艦「島山安昌浩」からSLBM2発を連続発射し、標的に命中させたという。

 韓国軍は昨年9月、独自開発したSLBMの発射実験に初めて成功していた。

 今回は約20秒の間隔で連続発射され、約400キロを飛行して海上の標的に命中したという。事実上最終的な実験で、近く実戦配備される見通しだ。島山安昌浩は昨年8月に海軍に引き渡され、軍は今年8月ごろに実戦配備する方針を明らかにしていた。島山安昌浩は6本のSLBM垂直発射管を備えている。

 SLBMは戦略的な価値が高く、北朝鮮も開発を進めている。韓国は米国、ロシア、中国、英国、フランス、インドに続き、世界で7カ国目のSLBM運用国になる。

 昨年の発射実験には文在寅(ムン・ジェイン)大統領が立ち会い、青瓦台(大統領府)が大々的に公表したが、今回は公開しなかった。北朝鮮が今月16日に「新型戦術誘導兵器」を発射したばかりで、大規模な閲兵式(軍事パレード)や核実験などを実施する動きもあるため、北朝鮮を刺激しない狙いがあるとみられる。北朝鮮が反発する韓米合同軍事演習の初日に発射実験が行われたことも影響したとみられる。

 韓国軍関係者は今回の発射実験について、「昨年のSLBM発射成功以降、実戦での能力検証の一環として後続実験を実施した」として、「SLBM発射成功は国防力の発展に寄与するとみており、SLBMの戦力化を進めていく」と述べた。

 韓国軍は島山安昌浩を含め、今後建造される中型潜水艦を合わせた計9隻に計78発のSLBMを搭載する計画だ。3000トン級の中型潜水艦は島山安昌浩のほか2隻、3600トン級が3隻、4000トン級以上が3隻建造される。3600トン級は最大10本の垂直発射管がある。