【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が朝鮮人民革命軍(抗日遊撃隊)創建90年の記念日にあたる25日に合わせ、大規模な閲兵式(軍事パレード)を行う見通しだ。

 複数の韓国政府消息筋によると、軍と情報当局は25日午前0時前後に北朝鮮の大規模な閲兵式が行われる可能性が高いとみて関連動向を注視している。閲兵式は首都・平壌の金日成広場で、2万人以上を動員して実施されるとみられる。

 これまでのリハーサルで大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)など、多くの兵器が動員されている。閲兵式ではこれまで新たに開発したと主張して公開してきたICBMなどの新兵器を総動員して武力誇示に乗り出すと予想される。

 北朝鮮は重要な政治日程のたびに閲兵式を開催してきた。今回はその効果を最大化するとともに、住民の結束を図るため、「異色のイベント」も準備しているようだ。

 特に、閲兵式が開かれる予定の金日成広場と主体思想塔の間を流れる大同江に二つの「浮橋」を設置した。閲兵式に合わせた橋の設置は初めてで、兵力や兵器がこれを利用して移動するとの観測も出ている。そのほか、広場内に楽団の演奏ブースや大型スクリーンも設置された。

 一方、北朝鮮は時間差を置いて朝鮮中央テレビを通じ、閲兵式の様子を伝えるとみられる。過去に生中継をしたこともあるが、2017年4月15日の閲兵式で北朝鮮軍の主力戦車が故障で白い煙をあげる様子が生中継されて以来、録画中継をしている。