【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が25日夜、朝鮮人民革命軍(抗日遊撃隊)創建90年を記念する大規模な閲兵式(軍事パレード)を開催したようだ。

 韓国軍当局によると、北朝鮮は軍の創建90年の記念日にあたるこの日午後9時ごろから、プレイベントを行ったのに続き、午後10時ごろから首都・平壌の金日成広場で兵力と兵器を動員し、閲兵式を開始した。日付や時間などを踏まえれば、本行事である可能性が高いと軍当局はみている。

 金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の出席は確認されていないが、過去の事例からすると、金委員長が出席し、演説したとみられる。

 これまでのリハーサルで大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)など、多くの兵器が動員されていることから、過去最大の規模になると軍と情報当局はみている。

 閲兵式ではこれまで新たに開発したと主張して公開してきたICBMなどの新兵器を総動員して武力誇示に乗り出すと予想される。

 北朝鮮が夜間に閲兵式を開催したのは今回が4回目。夜には華麗な照明や花火などでお祝いのムードを高められるため、内部の結束力を最大化するのに効果的と判断したようだ。

 今回の閲兵式は当初、この日未明に開催されると予想されたが、前日に平壌で雨が降るなど、天気の影響で日程が延期されたのではないとの見方がある。

 一方、北朝鮮メディアは現在、閲兵式に関する報道はしておらず、26日に朝鮮中央テレビを通じ録画中継されるとみられる。