◇訪日代表団 岸田首相と「共同利益への努力で一致」

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領が日本に派遣した「政策協議代表団」は首相官邸を訪れ、尹氏の親書を岸田文雄首相に手渡した。面会終了後、同代表団の団長を務める鄭鎮碩(チョン・ジンソク)国会副議長は「望ましい対話を交わした」と報道陣に語った。鄭氏は面会について「新たなスタートラインからは韓日両国が未来志向的な関係に発展するよう、共同利益のため互いに努力しなければならないとの認識で一致した」と説明した。

◇金正恩氏「核武力を強化・発展」 軍事パレードで演説

 北朝鮮の朝鮮中央通信は、朝鮮人民革命軍(抗日遊撃隊)創建90年を記念する閲兵式(軍事パレード)が25日に開かれ、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が演説したと報じた。金氏は「わが国が保有する核武力を最大の急速度で強化、発展させるための措置を引き続き取っていく」と述べ、核兵力を一段と強化する意向を鮮明にした。また「われわれの核武力の基本使命は戦争を抑止することだが、この地でわれわれが決して望まない状況が形成される場合、核が戦争防止という一つの使命にのみ縛られているわけにはいかない」と語り、韓国や米国に対する核による威嚇をさらに鮮明にした。

◇次期大統領 最初の任務は「憲法を順守し価値を実現」

 尹錫悦次期大統領は仁川市内の伝統市場を訪れ、自由民主主義や市場経済、人権などの価値が盛り込まれた憲法の精神は国民生活の現場にあることを選挙運動で悟ったとしながら「大統領の最初の任務は憲法を順守し、憲法の価値を実現することだ」と強調した。尹氏のこのような発言を巡っては、現与党「共に民主党」が検察改革の一環として検察から捜査権を剥奪する法案の成立を推進していることへの批判的立場を遠回しに示したものではないかとの見方も出ている。

◇次期首相候補の人事聴聞会 来月2〜3日に変更

 尹錫悦次期大統領が次期政権の首相候補に指名した韓悳洙(ハン・ドクス)氏の人事聴聞会が、来月2、3両日に開かれる。国会人事聴聞会特別委員会の「共に民主党」と次期与党「国民の力」の幹事が、人事聴聞会の日程変更に合意した。韓氏の人事聴聞会は当初25、26両日に行われる予定だったが、共に民主党と革新系野党「正義党」は提出された資料に不備があるとして聴聞会をボイコットし、日程の組み直しを要求していた。

◇コロナ規制解除も感染防止策継続を 「6大防疫規則」発表

 政府の新型コロナウイルス対策の行動規制が解除されたなか、中央防疫対策本部は「個人防疫6大規則」を発表した。同部のイ・サンウォン疫学調査分析団長は、感染リスクの高い3密環境で集まる時間は最小限にし、屋内では十分な空間を確保するよう呼びかけた。規則はこのほか▼新型コロナワクチンの接種を済ませること▼せっけんで30秒間手を洗い、せきをする時は袖で口を覆うこと▼1日3回(1回10分)以上換気し、よく触る場所は1日1回以上消毒すること▼感染が疑われる症状がある時は診察を受け、家にとどまって他の人との接触を最小化すること――などとなっている。

◇コロナ新規感染者 5月には1日4万人未満に

 新型コロナの変異株「オミクロン株」の感染者が明確な減少傾向を示すなか、防疫当局は先週(4月17日〜23日)の全国の新型コロナ危険度を5段階のうち上から2番目の「高い」から3番目の「中間」に引き下げた。中央防疫対策本部は、5月には1日当たりの新規感染者数が4万人未満に減少するとの見通しを示した。ただ、ワクチンの効果が低下したり、新たな変異株が発生したりすれば患者数は再び増加する可能性もあるとしている。同本部は、この日午前0時現在の国内の新型コロナ感染者数は前日午前0時の時点から8万361人増えたと発表した。新規感染者数は6日連続で10万人を下回り、1週間前の19日(11万8478人)より約3万8000人少なかった。