【ソウル聯合ニュース】韓国のLG電子が28日発表した2022年1〜3月期の連結決算によると、売上高は前年同期比18.5%増の21兆1114億ウォン(約2兆1570億円)、本業のもうけを示す営業利益は6.4%増の1兆8805億ウォンとなり、いずれも四半期として過去最高を更新した。

 売上高はこれまで最高だった21年10〜12月期(21兆86億ウォン)より1000億ウォン以上多く、営業利益も過去最多だった21年1〜3月期(1兆7673億ウォン)を大きく上回った。空間インテリア家電「LGオブジェコレクション」や有機EL(OLED)テレビなどプレミアム製品の販売好調が後押しした。

 事業部別では、生活家電を手掛けるホーム・アプライアンス&エア・ソリューション(H&A)部門が売上高7兆9702億ウォン、営業利益4476億ウォンとなった。売上高はLGオブジェコレクションなどプレミアム製品の販売好調により前年同期比で18.8%増加した。北米と欧州を中心に売上高が伸びた。

 テレビ事業を担うホーム・エンターテインメント(HE)部門の売上高は4兆649億ウォンとなり、6四半期連続で4兆ウォンを突破した。世界のテレビ市場が低迷する中でも有機ELテレビや超大型テレビの好調が続いた。営業利益は1884億ウォンとなった。

 自動車電装事業のビークル・コンポーネント・ソリューション(VS)事業本部の売上高は1兆8776億ウォンで、63億ウォンの営業損失を計上した。

 同社は4〜6月期の経営環境について、「地政学的な問題やインフレ、為替の変動、供給網リスクなど不確実性が続き、原材料価格の上昇や物流コストの増加など原価上昇も続くことから、さらに厳しくなる」との見通しを示した。