【ソウル聯合ニュース】韓国社会世論研究所が2日に発表した調査結果によると、収賄罪などで服役している李明博(イ・ミョンバク)元大統領の特別赦免(恩赦)について、反対が51.7%で賛成の40.4%を上回った。

 調査は先月29日から2日間、全国の18歳以上の1012人を対象に行われた。

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は先月29日、青瓦台(大統領府)のホームページに寄せられた国民請願への回答映像を通じて、李氏の赦免に反対する内容の請願に対し、「請願者と同じ意見を持つ国民が多い。一方で、国民の和合と統合のため赦免に賛成する意見も多い」と指摘したうえで、「司法の正義と民意を見極めて判断したい」と述べていた。

 青瓦台には最近、宗教界や市民団体、経済団体などから李明博氏、文大統領腹心の金慶洙(キム・ギョンス)前慶尚南道知事、サムスングループ経営トップの李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長、チョ国(チョ・グク)元法務部長官の妻で、娘の大学院不正入学を巡る業務妨害や私文書偽造などの罪で服役している前東洋大教授のチョン・ギョンシム氏らの赦免を求める声が寄せられている。

 同調査では、金氏の赦免に対しても賛成が28.8%、反対が56.9%で、反対が賛成のほぼ2倍に達した。李在鎔氏の赦免には賛成68.8%、反対23.5%で賛成が反対の約3倍に上る。チョン・ギョンシム氏の赦免には30.5%が賛成、57.2%が反対した。

 一方、尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領が首相に指名した韓悳洙(ハン・ドクス)氏に対する国会の任命同意については反対(46.0%)が賛成(36.8%)を上回った。