【昌原聯合ニュース】旧日本軍の韓国人慰安婦被害者で1日に亡くなったキム・ヤンジュさん(享年98)の告別式が4日、韓国南部の慶尚南道昌原市の斎場で執り行われた。遺族をはじめ、被害者支援の市民団体や地元の女性団体などでつくる葬儀委員会の関係者が参列した。

 葬儀委員会は前日、キムさんを追悼する席で「ついぞ謝罪を受けられず旅立つこと、申し訳ない」としながら、日本政府から謝罪の言葉を必ず受け取ると誓った。

 葬儀場には女性家族部の鄭英愛(チョン・ヨンエ)長官が訪れたほか、文在寅(ムン・ジェイン)大統領、尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領らが供花を届けるなどして故人をしのんだ。

 1924年生まれのキムさんは就職させてやるという話にだまされ、中国で慰安婦としての生活を強いられた。日本による植民地支配からの解放後に帰国し、昌原に暮らした。ソウルまで足を運び、被害者支援団体が主催する「水曜集会」に参加して慰安婦問題の解決へ声を上げることもたびたびあった。

 キムさんの死去により、韓国政府が認定した旧日本軍の慰安婦被害者のうち存命者は11人に減った。