【ソウル聯合ニュース】韓国政府の中央防疫対策本部は12日、新型コロナウイルスの余剰ワクチンを北朝鮮に供与することを巡り、これまで検討したことはないものの、「必要に応じて供与の可能性を検討する」と記者団に伝えた。

 北朝鮮はこの日、新型コロナ感染者の発生を初めて明らかにした。朝鮮中央通信が、首都・平壌で変異株「オミクロン株」の感染者が確認されたと報じた。

 韓国で新型コロナワクチンの接種率が伸び悩む中、政府は廃棄を最小限に抑えるため余剰分の他国への供与に動いてきた。

 国内では使用期限切れなどにより、先月までに米モデルナ製やファイザー製のワクチン計37万9311瓶が廃棄された。ワクチンは1瓶に複数回分が入っている。現在残っているワクチンは1477万4000回分。