◇尹大統領 北朝鮮にコロナワクチン支援表明

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が北朝鮮住民に新型コロナウイルスワクチンなどの医薬品を提供する意向を表明した。姜仁仙(カン・インソン)報道官が伝えた。姜氏は「最近、北でコロナの大流行により感染が疑われる人が激増しているようだ」として、「具体的な支援策は北側と協議していく」との方針を示した。尹政権は新型コロナを巡り、北朝鮮への人道支援を行う可能性を排除していない。北朝鮮が12日に弾道ミサイルの発射実験を強行した状況でも人道支援を行う方針を明らかにしたことで、尹政権と北朝鮮側が対話の糸口を見いだせるか注目される。

◇韓国入国 抗原検査の陰性証明書でも可能に

 政府の中央災難(災害)安全対策本部は13日、新型コロナウイルスのPCR検査の陰性証明書に加え、専門家(医療機関)用の迅速抗原検査の陰性証明書でも韓国への入国を認めると発表した。23日から適用する。来月1日からは、入国後に受ける新型コロナ検査の回数を2回から1回に減らす。現在、海外からの入国者は出発日基準で48時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書を提出し、入国後は1日目にPCR検査、6〜7日目に迅速抗原検査を受けることになっている。23日以降は、24時間以内に受けた迅速抗原検査の陰性証明書も従来のPCR検査陰性証明書と同様に効力を認める。

◇金浦―羽田線の運航再開へ関係機関と協議中 日本側とも

 国土交通部は13日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け2020年3月から停止されている金浦(ソウル)―羽田(東京)の航空路線の運航再開に向け、外交部や防疫当局などの関係機関と協議を進めていると明らかにした。日本の新型コロナの水際対策も考慮する必要があるため、日本の関係省庁とも緊密に協議しているという。韓国の航空業界は、運航許可などの手続きを経て早ければ6月にも運航再開が可能と期待している。一方、韓国空港公社は同日、金浦―羽田線の運航再開を巡り、羽田空港を運営する日本空港ビルデング側と緊急会議を開催した。両社は運航再開に向け隙のない防疫体制が必要との認識で一致。協力や情報共有を続けるとともに共同でマーケティング・プロモーションを行うことを申し合わせた。

◇尹大統領 経済危機に「先制的に対応」

 尹錫悦大統領はソウルの国際金融センターで開かれたマクロ金融状況点検会議で、「最近国内外の経済環境が急変している」としながら「新型コロナの世界的流行(パンデミック)の影響とグローバル供給網(サプライチェーン)の混乱、物価上昇とともに、各国の通貨政策対応により金融為替市場の変動性が高まり、貿易収支の赤字転落や実体経済の鈍化も懸念される状況だ」と述べた。また、新型コロナで打撃を受けた小規模事業者に対する損失補償のための補正予算を編成したが体感景気は冷え込んでいるとして、経済状況を正確に認識して危機に先制的に対応すると強調した。

◇政権交代後の与党の支持率45% 7年半ぶり高水準 

 世論調査会社の韓国ギャラップが発表した調査結果によると、尹錫悦大統領の就任に伴い与党に転じた保守系「国民の力」の支持率は前週より5ポイント高い45%で、前身の党を含め、2014年11月以来7年半ぶりの高水準を記録した。最大野党となった革新系「共に民主党」は支持率を10ポイント落とし、31%にとどまった。