【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルスに関する医療・防疫支援に向け、韓国が送ろうとした南北実務接触を提案する通知文について、北朝鮮は前日に続き17日も受け取る意思を示していない。韓国の統一部によると、南北は17日午前9時、南北連絡事務所を通じ定時連絡を行ったが、北朝鮮側から通知文に関する言及はなかった。

 統一部の当局者は記者団に「北も防疫協力に関するわれわれの立場を知っているため、政府は催促せず北の呼応を待つ」と述べた。北朝鮮の回答をいつまで待つのかの質問については、「北も通知文を受け取るかどうか検討する時間が必要」として、「現時点では特定の時期を決めず、北側の回答を待つ」との考えを示した。

 統一部は北朝鮮側から回答がある場合、実務接触の形式を対面ではなくテレビ会議形式にすることも検討する方針だ。

 北朝鮮に支援する物資の中身や規模に関しては、「北側の立場があるため、南北間協議が行われればならない」とだけ述べた。

 また同当局者は、北朝鮮への人道支援を巡って米国と緊密に意思疎通しているほか、国連とは支援物資が決まれば制裁免除などについて議論する方針だと説明した。

 韓国は16日から新型コロナの対北朝鮮支援のため、実務接触を提案する通知文を送ろうとしている。通知文にはワクチンや医薬品、マスク、検査機器などを提供するとともに防疫技術に関する協力も行う用意があるとの内容が盛り込まれている。