◇北朝鮮の航空機 16日に中国から医薬品輸送

 新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化している北朝鮮が16日、中国から大量の医薬品を輸送したことが17日、分かった。複数の北朝鮮消息筋が明らかにした。北朝鮮国営の高麗航空の航空機3機が16日午前、中国・遼寧省瀋陽の空港で物資を積み込み、同日午後、北朝鮮に戻ったという。航空機に積まれた物資は医薬品で、中国側関係者は搭乗しなかったという。北朝鮮は中国に医療物資の支援を要請したとされ、中国から持ち込んだ物資は新型コロナ関連の医薬品とみられる。

◇北朝鮮 コロナ支援巡る南北実務接触提案にまだ回答せず

 新型コロナウイルスに関する医療・防疫支援に向け、韓国が送ろうとした南北実務接触を提案する通知文について、北朝鮮は前日に続き17日も受け取る意思を示していない。統一部によると、南北は17日午前9時、南北連絡事務所を通じ定時連絡を行ったが、北朝鮮側から通知文に関する言及はなかった。韓国は16日から新型コロナの対北朝鮮支援のため、実務接触を提案する通知文を送ろうとしている。通知文にはワクチンや医薬品、マスク、検査機器などを提供するとともに防疫技術に関する協力も行う用意があるとの内容が盛り込まれている。

◇韓日の北朝鮮担当高官が電話協議 コロナ対応など議論

 外交部で北朝鮮問題を担当する朝鮮半島平和交渉本部長に任命された金健(キム・ゴン)氏は、日本外務省の船越健裕アジア大洋州局長と初の電話協議を行った。金氏の就任あいさつを兼ねたこの日の電話協議で、両氏は北朝鮮の相次ぐミサイル発射や北朝鮮内の新型コロナウイルス感染拡大状況などについて対応策を議論した。また、今後も北朝鮮や北朝鮮核問題に関して緊密な意思疎通と協力を続けることを確認した。

◇尹大統領 初代駐米大使に元北朝鮮担当高官を起用

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は、保守系与党「国民の力」の趙太庸(チョ・テヨン)国会議員を初代駐米大使に起用する人事を決めた。米国・北朝鮮核問題に詳しい外交官出身の趙氏は、北朝鮮核問題を担当する外交部の朝鮮半島平和交渉本部長のほか、外交部第1次官、国家安保室第1次長などを歴任した。2020年4月の総選挙の比例代表で国会議員に当選した。 

◇コロナ変異株の発生続く 「BA.4」など初確認

 中央防疫対策本部は、米国で急速に広がっている新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」のうち「ステルスオミクロン」と呼ばれるBA.2系統の「BA.2.12.1」が韓国で新たに13件検出され、これまでに計19件が確認されたと発表した。また、南アフリカ共和国などで増えている別の系統の「BA.4」が1件、「BA.5」が2件確認され、防疫当局が疫学調査に乗り出した。

◇青少年の退学時期 小・中学校が増加

 女性家族部が公開した2021年の青少年実態調査の結果によると、学校に通っていない青少年が退学した時期は高校が56.9%(18年の同調査に比べ3.6ポイント下落)、次いで中学校が27.3%(0.4ポイント上昇)、小学校が15.8%(3.4ポイント上昇)の順だった。退学した理由で最も多かったのは「学校に通う意味がなかったから」(37.2%)だった。18年の調査に比べて「別の場所でやりたいことを学ぶため」(29.6%)に学校を辞めた人の割合が増加し、「勉強が嫌だから」「学校の雰囲気」「友人との問題」の割合は減少した。