◇バイデン米大統領が韓国到着 3日間の訪問日程スタート

 米国のバイデン大統領が20日午後、韓国・ソウル近郊の京畿道平沢市にある烏山空軍基地に到着した。大統領に就任してから初の訪韓。バイデン氏は入国後、平沢市にあるサムスン電子の半導体工場を視察し、3日間の公式訪問日程をスタートする。

◇韓米首脳 対北朝鮮・供給網など幅広く協議へ

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は21日、ソウルでバイデン米大統領と初の首脳会談を行う。両国は今回の会談をきっかけに北朝鮮と経済問題に焦点が当たっていた韓米同盟を経済安全保障、供給網(サプライチェーン)、技術、人権を網羅する同盟に発展させる方針で、会談で実質的な議論が行われるか注目される。

◇韓国大統領室と米NSC 経済安全保障対話チャンネル構築

 バイデン大統領の20日の訪韓に合わせ、韓国大統領室と米ホワイトハウスの間に経済安全保障懸案を議論する常設の対話チャンネルが構築された。大統領報道官室は、王允鍾(ワン・ユンジョン)経済安保秘書官と米国家安全保障会議(NSC)のチャブラ上級部長(技術・国家安全保障担当)が同日午前に初の電話協議を行い、構築に合意したと発表した。そのうえで、「新設された『経済安保対話』を通じて随時、定期的に経済安保の懸案と対応戦略を調整していく」と伝えた。

◇統一地方選の選挙運動2日目 与野党が首都圏・中部で支持訴える

 6月1日投開票の統一地方選と国会議員補欠選の選挙運動開始から2日目を迎え、保守系与党「国民の力」は接戦となっているソウル近郊の京畿道で中央選挙対策委員会の会議を行い、支持を訴えた。京畿道知事選には尹大統領の就任前の報道官を務めた金恩慧(キム・ウンヘ)前国会議員が出馬している。一方、革新系最大野党「共に民主党」は首都圏とともに今回の選挙の勝敗を分けるとされる中部・忠清道で選対の会議を開き、「尹政権の暴走から国民を守る」と強調した。

◇コロナ拡大の北朝鮮に「医療支援すべき」72% 世論調査

 世論調査会社の韓国ギャラップが発表した調査結果によると、新型コロナウイルスの感染が広がる北朝鮮への医療支援について、「すべき」との回答は72%、「してはならない」は22%だった。保守政党支持層、革新政党支持層ともに、医療支援をすべきとの回答が支援してはならないとの回答を上回った。また、ほとんどの年齢層で支援すべきとの回答が優勢だったが、20代では拮抗(きっこう)した。

◇コロナ再流行の予測時期 夏に前倒し

 疾病管理庁の金憲柱(キム・ホンジュ)次長は記者会見で、新型コロナの再流行について、「今夏から再流行が始まり、9〜10月ごろピークに達する可能性がある」と明らかにした。政府は当初、今秋ごろに新型コロナの再流行が起こる可能性があるとの見通しを示していた。