【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子が、今年1〜3月期の世界テレビ市場でシェア32.9%(売上高ベース)と圧倒的首位に立ち、年間で17年連続1位を達成する可能性が高まった。また、韓国・LG電子の有機EL(OLED)テレビは1〜3月期の出荷台数が過去最大を達成した。

 英調査会社オムディアが24日発表した統計によると、今年1〜3月期のテレビの世界販売台数は前年同期比4.3%減の4907万台、売上高は同6.3%減の256億7500万ドル(約3兆2800億円)だった。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)によるペントアップ効果(抑制されていた需要の回復)が落ち着いたためと分析される。

 売上高シェアは、サムスン電子が前期比5.2ポイント上昇した32.9%で不動の1位だった。2位のLG電子は17.7%。韓国勢の市場シェアが50.6%を占め、中国のTCL(8.0%)やハイセンス(7.6%)、日本のソニー(7.6%)に大きな差をつけた。

 販売台数ベースのシェアはサムスン電子(22.5%)が1位で、以下LG電子(12.6%)、TCL(10.9%)、ソニー(8.7%)、ハイセンス(6.1%)の順だった。

 昨年まで世界テレビ市場で16年連続シェア1位を守っているサムスン電子は、量子ドット技術を用いたQLEDテレビの成長と超大型・プレミアム製品の販売好調により今年1〜3月期も首位の座を守った。

 一方、LG電子の有機ELテレビの出荷台数は前年同期比17.0%増の92万4600台で、1〜3月期の出荷台数としては過去最大を記録。有機ELテレビ市場での出荷台数ベースのシェアは62.2%を占めた。

 有機ELテレビは昨年に続いて今年も急速な成長が見込まれる。オムディアは今年の有機ELテレビの出荷台数が800万台に上ると予想した。