【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)は26日に定例の金融通貨委員会を開き、政策金利を年1.5%から1.75%に引き上げた。物価上昇を抑制するのが狙い。

 政策金利は昨年8月、11月、今年1月、4月、今回の5回にわたり0.25%ずつ、計1.25%引き上げられた。2か月連続の利上げは2007年7、8月以来となる。

 韓銀は最近のインフレ圧力が放置できない水準とみて、2か月連続の利上げを決定した。

 4月の消費者物価指数は、エネルギー価格の急騰、サプライチェーン(供給網)の混乱などの影響で前年同月比4.8%上昇し、2008年10月(4.8%上昇)以来の高水準となった。

 今後1年の予想物価上昇率を示す期待インフレ率は3.3%で、2012年10月(3.3%)以来の高水準。

 時間差を置いて消費者物価に影響を及ぼす卸売物価も、先月まで4か月連続上昇した。先月は前年同月比の上昇率が9.2%に上った。

 韓銀は、米連邦準備理事会(FRB)の大幅利上げに伴う韓米の金利逆転の可能性も考慮したとみられる。金利逆転によるマネーの流出、ウォン安、輸入物価の上昇などに備え、米国との金利差をさらに広げておく必要があると判断した可能性がある。

 今回の利上げにより、米政策金利(0.75〜1.00%)との差は0.75〜1.00%に開いた。