【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は30日、新型コロナウイルスの防疫措置で打撃を受けた小規模事業者と自営業者に対する損失補填(ほてん)金の支給を柱とする62兆ウォン(約6兆2900億円)の補正予算案を承認するとともに、財政当局に速やかな執行を求めた。

 尹大統領は大統領室の首席秘書官会議で、補正予算案が前日夜に国会で可決されたことを歓迎した。尹大統領は「コロナ防疫の際に政府が取った財産権行使制約の措置により発生した損失を補償することは、法治国家として当然の義務」と述べ、「今にも倒れかねない小規模事業者と零細自営業者が速やかに生活の安定を図れるよう、財政当局に迅速な補正予算執行をお願いしたい」と促した。

 大統領の承認を受け、早ければ同日午後から補填金の支給が始まる見通しだ。

 政府は12日の閣議で過去最大規模となる59兆4000億ウォンの補正予算案を決定し、国会に提出した。29日夜に開かれた国会本会議で、与野党は政府案から2兆6000億ウォン増額した予算案に合意、可決した。